転職にベストな時期はいつ？

看護師の転職を失敗させないために

まずはベストタイミングを紹介

看護師が転職する時期としてベストなのは4月と10月です。
4月は看護師のみなさんにおすすめの時期ですが、そのなかでもまだ経験の浅い看護師に向いている時期です。新入職者だけではなく中途採用者に対する研修も準備されており、しっかりと準備したうえで仕事に入ることができます。ただし、転職活動の「開始時期」にするには求人が少ないために不向きであるということは知っておきましょう。
次に10月ですが、職場内での異動があるため受け入れ態勢が整っているケースが多いです。中途採用者にとっては特にいい時期でしょう。先輩からのフォローも受けやすいのでおすすめです。さらに転職活動の開始時期としてもおすすめです。年明けや新年度に向けて求人が増えるので、その時期に向けた転職活動を始めるにはベストと言えます。

他の月は？

1月も比較的おすすめの時期です。12月にボーナスがもらえること、年末年始で休みがあること、そして年が変わるということで区切りもつけやすいので、気持ちもスッキリした状態で転職できるでしょう。転職活動の開始時期としても新年度に向けた求人がでてくる時期なので、情報収集がしやすいでしょう。
2月は、3月いっぱいで退職する人もまだ働いている時期なので、中途採用者に対するフォローもまだ期待できる時期です。3月は人手不足になりやすく、その後の4月は新人向けの体制に切り替わる時期ということもあり、比較的経験を積んでいる看護師にはおすすめです。
3月は、この月で退職する看護師が有給休暇の消化に入るため、人手不足である可能性が高いです。そのため3月に転職すると周りのフォローがあまり期待できないかもしれません。また、転職活動の開始時期としてもすでに4月入職者が揃っているため求人が少なく、おすすめできません。
5月も4月入職者に対する研修を行っている時期なので周りからのフォローは期待できないでしょう。
6月はボーナスが支給される月なので、この時期に転職してしまうと前の職場でのボーナスをもらえない可能性があるので注意してください。新人研修が落ち着いてきた時期なので、5月より受け入れ態勢は整っているでしょう。
7月は、6月のボーナスが出た後なので、転職活動の開始時期としてはおすすめです。10月に向けての求人も増えてきます。
8月は夏休み取得やお盆があるので、人手不足な状況になりやすい時期です。そのためこの時期に転職すると先輩からの指導が十分じゃないまま働くことになるかもしれません。
9月は比較的職場の人数が揃っているので、周りのフォローは期待できます。また、10月退職者を見越した求人も増えてくる時期です。
11月は、10月に入職した看護師のフォローをまだ行っている時期のため、転職する時期としてはおすすめできません。転職活動の開始時期としては求人が多めなのでおすすめです。
12月は年末で忙しく、十分なフォローが期待できません。また、ボーナスが支給されるので、前の職場でのボーナスをもらわず転職してしまうことがないよう注意が必要です。転職活動の開始時期としてもあまりおすすめではありません。