看護師がクリニックへ転職した際の失敗例

希望を叶えるための転職活動

クリニックへの転職失敗例

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夜勤なしだけに注目してしまう

クリニックへ転職する看護師の多くは、家庭の事情などもあり「夜勤なし」という条件に惹かれて転職を希望するケースが多いです。しかし、夜勤なしという条件だけに目を向けすぎて、細かい内容を理解しておらず結果的にクリニックへの転職は失敗だったと感じてしまう看護師も多くいるのです。確かにクリニックの診療時間は日中のみで、大体が午前3時間、午後が3~4時間ほどです。しかし、正社員となると診療時間外で行わなければならない雑務などが発生します。そのため残業によって拘束時間が予想していたよりも長い、勤務時間中ずっと忙しい、といったことがおこりやすいのです。夜勤がない、休憩時間が長い、という点だけに注目してしまうとこのような事態に陥ってしまう可能性があるので注意してください。夜勤なしの職種はクリニック以外にも存在しますので、夜勤なし=クリニックと決めつけないようにしましょう。

即採用につられて

クリニックの中には「即採用」という謳い文句で人材を募集しているところも存在します。もちろんすぐにでも仕事を始めたいという人にとってはありがたい言葉ですが、少し注意が必要です。当然、求人を探す際に採用条件などはしっかり調べたうえで応募しているかと思いますが、やはり実際に自分の目で見てみなければわからないことも多くあります。しかし即採用という言葉につられて自分に本当にあっているのかを吟味することなく入職してしまうことで、後々後悔することがあるかもしれません。イメージと違ったというミスマッチがおこりやすいケースですので、あまり急ぎすぎないことも大切です。

福利厚生の確認不足

また、給与や就業時間などの条件だけではなく、福利厚生をしっかり確認しておくことも必要です。個人経営のクリニックの場合、福利厚生が最低限のものしかなく、後々になって失敗したと感じるケースがあります。個人経営のクリニックでも福利厚生が手厚いところはありますので、この点も忘れずに確認しておきましょう。
また、福利厚生以外の部分で言えば、働いている看護師はどのような人が多いのか、ボーナスはどうなっているのかといった点なども確認しておきましょう。病院勤務とは違って、クリニックごとに細かい規則が定められている場合もあります。自分にあわないと感じるような規則や経営理念などが設けられていたら、長く続けることは難しいでしょう。「きっとクリニックはこんな感じだろう」という思い込みが一番危険です。クリニックによって条件は細かく違いますので、しっかり比較検討することが大切です。

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